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ABCお笑いグランプリを見ての感想

2023年7月9日に行われた、ABCお笑いグランプリを見ての感想を記したいと思います。

 

ダブルヒガシの優勝となったわけですが、当たり前ですが12組全組実力があり、かなり楽しめました。

 

出番順に1組づつ感想をご紹介します。

Aブロック

1,天才ピアニスト

 

すみません、上の画像が何だか分からなくなってしまいました。

 

サスペンスドラマによくある容疑者が集められて犯人が名指しされるというコント。

 

大笑いした挙句、涙を拭きだすという図が上の画像です。

 

殺伐とした雰囲気を壊しにかかるわけですが、壊し切れなかったかも

 

トップバッターとはいえ、空気をつかみきれなかったのはちょっと残念でした。

 

2、素敵じゃないか

彼女の事を相談するも聞いてくれないという漫才。

 

別の事に夢中になっているのを喋りながらパントマイムで解決していく発想が秀逸!

 

しかも、ほぼパントマイムだけで笑いを取っています!

 

話をそらして別の事をするのですが、その内容も凝っていました。

 

3、こたけ正義感

スキマスイッチ全力少年」に合わせお得意のリーガルチェック!

 

法律そのものにツッコむネタより迫力がありました。

 

少年法というオチは強かったですが、皮肉をきかせてもよかったかも。

 

後半少し盛り上がりに欠いていたのかも。

 

4、サスペンダーズ

これから結婚式に臨む2人のコント。

 

「花嫁を奪いに行く」からさらに「面識がない」と2度大きな展開をしていたのが印象的!

 

狂気すら感じる最後ですが、最初の雰囲気からは想像できない展開に驚きました。

 

手数は少なかったですが、勝ち残ってもおかしくない出来でした!

 

Bブロック

1,ダウ90000

彼女との馴れ初めを7人がそれぞれスポーツに例えるコント。

 

他の7人にツッコむタイミングが素晴らしく、複雑になりそうなところも分かりやすかったです。

 

パンやラウンドワンに例えるなどアクセントも効いていた印象。

 

あのテンポで8人でやるのは大変なはず、見事でした!

 

2、令和ロマン

「男らしく」という話からバックナンバーの曲を挙げて「かな」だけで笑いをかっさらう漫才。

 

わかっていても笑ってしまう「かな」の連発は圧巻!

 

最後、山口百恵の如く靴とジャケットを置いて行こうとするところも笑いました。

 

個人的に納得の勝ち残り。

 

3、ハイツ友の会

コンビニのバイト2人のたわいもない話を切り取ったコント。

 

「声優学校行ってる」からの毒づくツッコミはクセになりそうです

 

ちょこっとだけさらに鋭くてもよかった気がします。

 

昨年のM-1で準決勝進出し、その時から注目しだしたのですが、漫才に比べると見劣りする感じは否めませんでした。

 

4、友田オレ

現役大学生で決勝進出で注目されたダークホースのピン芸人

 

自作の曲に乗せたフリップ芸。

 

オチの部分以外ずっと同じメロディーだったので、終盤に変えてもよかった気がします。

 

落ち着いたメロディーは好感持てました!

 

Cブロック

1、ストレッチーズ

好きになった女の子に近づくにはという話から始まる漫才。

 

時間軸を舞台の横方向に表現して遠回りを説明する所が秀逸!

 

劇場で久しくお笑いを見ていない私でも見たことがあるネタを大一番でやるのは…

 

違うネタですが、昨年のM-1敗者復活戦でもネタを使いまわすところが見られました。

 

今年のM-1に向けての温存したと信じたいのですが…

 

2、ヨネダ2000

自身のやっている習い事をお勧めする漫才。

 

「静と動」のメリハリが心地良い漫才をいつもするなという印象ですが、今回も期待を裏切りませんでした。

 

放送中にもありましたが、彼女たちらしさを超えて欲しいです。

 

若干変則的なネタを続けるのであれば尚更。

 

3、ダブルヒガシ

キャッチが邪魔という話から展開する漫才。

 

前半「あれ?」と思いましたが、後半運転教習のような映像の話になってからは見事!

 

優勝後「1本目手を抜かなくて良かった」的な発言をされていましたが、もしかして温存した?

 

だとしたら大分自信があったんですね。

 

4、オフローズ

肝試し的な感じから始まるコント。

 

登場人物同士が見えたり見えなかったりするのは面白かったです。

 

4人目の登場人物(クリーチャー)が出てくるところも、その時の演技も見事でした!

 

ファイナルステージ

1、令和ロマン

恋愛リアリティーショーをネタにした漫才。

 

舞台を沖ノ鳥島に設定して小ささを存分に生かしていたところに感動しました

 

ダウ90000ほどではありませんが登場人物の個性がちゃんとあってそこが素晴らしかったです。

 

2、ダブルヒガシ

誰も知らないDJによる、誰も知らないラジオ番組の漫才。

 

タイトルコールから面白く、オープニングのジングルっぽい曲は耳に残りました。

 

ツッコミが素人として登場して更に場を荒らすのは最高でした。

 

1本目とホントに同じコンビ?と驚きました!

 

3、素敵じゃないか

エレベーターの非常停止ボタンの「押し続けてください」から展開する漫才。

 

冷静に考えれば連打でないことは明らかですが、後半になるにつれて本当にどっちかわからなくなったのが凄い!

 

連打と長押しが入れ替わるところも見事でした。

 

まとめとして

同点でしたがダブルヒガシの優勝!

 

ytv新人漫才賞との2冠達成!

 

是非全国区の人気者になって欲しいです。

 

惜しくも負けましたが令和ロマンが個人的に一番印象に残りました

 

1本目の出来は令和ロマンが上のように感じましたが、1本目は順位点なので比べるのが難しいですね。

 

2冠といえば昨年の王者カベポスター最初に登場しましたが、令和ロマン並みに笑ってしまいました。

 

セイザ-レス(笑)